【MotiDD】巨大カボチャ登場

その名をタンプーラという。
4本の弦が張ってあるネックは赤杉、下のふくらみはカボチャでできている。

 

一番下の弦がPancham(西洋音階のソ)、
二弦・三弦がPanchamより高いShadaj(ド)、四弦が低いShadaj(ド)。
 
ずっと買おうか買おうかと思っては実行せずにいたのを、
一時帰国する前のある日、突然 思い立って電話をかけ、注文した。
それが、一時帰国からムンバイに戻って、
おむつ替え etc. な日々に追われていた6月末のある日、
突然やってきた。
 
ムンバイから南へ列車で一晩もかかる、マハーラーシュトラ州の端っこ、
カルナータカ州にほど近い、きっと小さな田舎町、ミラジ
そこに、楽器屋さんばかりが建ち並ぶ通りがあるという。
私のタンプーラを作ってくれたのは、二世代前に、名字を
「Sitarmaker」(シタール職人)に変えたという、
何世代も前からインドの楽器を作り続けている家の楽器職人だ。
住所も「Sitarmaker Road」(シタール職人通り)。
楽器職人たちが両脇に建ち並ぶ家々で製作に精を出し、
通りに木屑が舞い飛ぶさまが目に浮かぶようだ。
 
使われているカボチャは、まさにおばけカボチャ。
シタールの本体空洞部もカボチャでできているのだが、
このカボチャ、大きすぎるためか、味は悪くて食用には向かないらしく、
楽器製作のためだけに特別に、農家に頼んで作ってもらっているという。
 
声楽・器楽ともになくてはならない脇役、タンプーラに、
インド古典の華ともいえるシタール。
それらを何世代にもわたって黙々と作り続けている、
田舎町の楽器屋さん街、その先にある巨大カボチャ農家。
インド古典の縁の下の力持ちに、いつか、会いに行ってみたい。
 
つかまり立ちの道具ではありません。
私の首の高さほどある大きな楽器です。8,000Rs。

 

 

2 Responses

  1. みみ 2009年8月20日 at 8:11 PM | | Reply

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    こんな小さい時から、いろんな楽器に慣れ親しむチントゥーくん、将来が楽しみですね。
    いや、あの本体がかぼちゃで出来ていたとは、知りませんでした。
    でも、考えてみればそういう形ですよ、納得です。
    始めて見て聞いた時が、MotiDDさんではないけど、インドで歌を習っている人の歌と一緒で、こういう風に使うのかと一気に納得できました。
    MotiDDさんも、近いうちに歌と一緒に聞かせてくださいね。

  2. 【MotiDD】 2009年8月22日 at 2:33 AM | | Reply

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    母がタンプーラ片手に練習を始めると、うれしげにやってきてはかぼちゃ部分を叩き、器用に微妙な部分をいじってチューニングや音量をを変えてくれる困った坊です。そんなこんななんで、近いうち、はちょっとムリかと……タンプーラだけならいくらでもいつでもお聞かせできますよ~。催眠効果があるかも(ゴンには効きませんが……)。

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