ラメーシュワラムで太郎さんの散骨

太郎さんとのお別れから3年。
お骨の半分は日本、もう半分は5年間を過ごしたインドに埋めようと考えていた。
インド南端近くにある小さな島、ラメーシュワラムで散骨しようという
アイディアがMotiDDから出てきて、その美しい場所の存在を知った。

ラメーシュワラムはインド本土とは橋でつながっていて、
昔はスリランカと地続きだったらしい。ちょっと橋を架ければ簡単に行き来できそう。
「ラーマーヤナ」ゆかりの土地で、ガンジス川などと並ぶヒンドゥー教の聖地とされている。
綺麗な青い海がとても印象的。

rameshwaram

左側がインド本土、橋でつながっている細長い島がラメーシュワラム。
突端から右側のスリランカ本土までわずか29キロ。

本土とラメーシュワラムを結ぶ橋は自動車用と鉄道用の2本が架かっている。
その橋にさしかかり、車を止めて橋の上から真っ青な海を眺めていたら、
ちょうど列車が通りかかって一行の盛り上がりは最高潮。

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電車大好きゴンさん、大満足。 船が通れるように跳ね上げ式になっている部分があってかっこいい。

その日の夕方はダヌーシュコディというスリランカ方面に伸びる突端の部分まで
車で行ってみた。最先端にはかつては街があってスリランカ行きのフェリーが
出ていたらしいが、50年前に大型サイクロンに襲われ、津波で街は水没。
それ以来廃墟となって一般の車は奥まで入れないようになっていた。
先端まで6kmほどのところで車を止め、ビーチで遊ぶ。
黄金の夕日に見とれた。

dhanushkodi

さて、散骨をするにあたって少し心配だったのは
非ヒンドゥー教徒、しかも猫の骨をまくことは敬虔なヒンドゥー教徒の
宗教感情を害さないかということだったが、
巡礼者向け態勢が整っていることを売りにしている宿泊先ホテルのフロントに
尋ねたところ、まったく問題なしとのこと。
お骨を持ってメインのお寺に行ってみたところ、
入り口の警備をしている警官に止められた。
散骨をするなら巡礼者が沐浴をする場所でやりなさい、と言われ、
その場所へ。

agnitheertam
たしかに沐浴をしている人々はいたのだが、ちょっと雑然としていて
青く美しい海に散骨するイメージとはどうも合わない。
そこでの散骨は見送り、お寺参りをして散骨は翌日に持ち越し。

翌朝は散骨場所探し。橋を一望する珊瑚礁の美しいビーチがあったのだが、
近隣住民のゴミ捨て場っぽくなっていて、おじさんが海の中でトイレをする
現場まで見てしまい、断念。

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一見、とても綺麗な海だったのだが……

同じ岸にある、橋を反対側から望むビーチに移動。
漁のボートがたくさん浮かんでいる。
聖地というよりは漁村だったが、この場所で散骨させてもらうことにした。

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聖地っぽさで言えばダヌーシュコディで散骨するのが一番だったかもしれないが、
地の果ての寂しさが漂う場所でもあった。
人なつっこかった太郎さん、寂しい地の果てよりは漁村で漁師たちに魚をもらって
暮らす方が楽しいはずだと思った。
生前は尿結石を患って療法食しかもらえなかった太郎さん、
ラメーシュワラムの漁村で取れたての魚をたらふく食べて
あの巨体がさらに大きくなっているかも。

tarobeach

橋から眺めた太郎さんの散骨場所。漁船がたくさん。

4 Responses

  1. みみ 2014年9月20日 at 11:05 AM | | Reply

    太郎さん、良い場所に散骨してもらえてよかったね。
    お魚を好きなだけ食べて、良い夢を見ていることでしょう。
    合掌。

  2. tomayan 2014年9月27日 at 7:00 PM | | Reply

    にゃ~お。
    太郎ドンの半分の来世?が漁師さんたちにかわいがられますように。
    それからおなかもポンポン叩いてもらえますように。。

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